霊気(レイキ)の発祥と語源

レイキは、大正時代に日本で始まった手当て療法です。

現在は、発祥地日本よりも、海外で知られているために、カタカナやアルファベット表記が主流になっていますが、もともとレイキは「霊気」や「霊氣」と書かれていました。

「霊」という漢字は一見怖い感覚かもしれませんが、文字の由来は、霊峰富士の「霊」にエネルギーを表す「気」を書き「霊気」です。

高みにあるすばらしい気、という意味になります。

霊気療法は、臼井 甕男先生(うすい みかお、1865年8月15日 – 1926年3月9日 )が、京都の鞍馬山で、21日間の断食の末、宇宙エネルギーとの一体化によって、「悟り」を得ると共に、「癒しの能力」を体得したことが始まりです。

そして、これが「臼井霊気療法」として一世を風靡した「手当て療法」となり、究極的には臼井甕男先生が到達された「悟り」へと導くものとして、多くの実践者から支持され、戦前は日本中に広まっていました。

その中でも主に海軍内部で広まったという記録も残っています。

臼井甕男先生とその門下生の治療によって救われた人は、数十万人とも百万人以上とも言われているのです。

ところが、戦争が始まり、関東大空襲によってレイキ関係者が多数死亡し、関連資料が焼け去ってしまいました。

そして終戦後に持ち込まれた西洋医学が、医学界の主流になっていかざるを得ない状況の中、日本古来の伝統的な民間療法は、続けていくことが困難な状況に追いやられたのです。

このような状況の下、霊気療法は1940年代より一気に衰退していきました。

その後、レイキが日本に持ち込まれたのは、1985年ごろ。

アメリカやヨーロッパに広まっていたレイキは、逆輸入という形で日本に紹介されました。

まだ、日本では「レイキ」という言葉は認知度が低くのですが、ここ数年の間に、だいぶ広まっていきました。

これからも、心身を癒し高めるツールとして、ますます広まっていくことでしょう。